農業の未来

10/26(木) 19:19配信

今回も前回の続き、農業特集第2弾に入ります。

今日は農業の未来について。

アインシュタインが警鐘を鳴らした、蜂がいなくなったら、人類が生きられない環境になってしまうという言葉は有名ですが、その警鐘に合わせた時代に温暖化という形でなりつつある危険な時代に突入しています。2006年頃から、蜜蜂が世界中で減り始め、原因不明の大量死が巣では起きたり、蜜蜂が一斉に突然姿を消す現象や、蜂群崩壊症候群(CCD)が起きて全米で養蜂家が被害を受けた報告があることも。いろんな説があって、ネオニコチロイド系農薬の原因説や、温暖化や電磁波など、いずれにしても環境が不安定なのは蜜蜂にとって好ましくないこと。

一般的に、蜂は「刺される」「こわい」と言ったイメージもあるけれど、蜜蜂は良い環境をつくるバロメーターだと言われており、蜜蜂が人間にもたらしてくれる恩恵は、想像以上に多くあります。一般的に蜜蜂がいなくなれば、森が消える。それだけでは終わらず、森が消えれば、海の生態系も破壊されていき、結果、人間が食べる食料が不足しまう。これがアインシュタインが警鐘を鳴らした所以であります。

農業に従事する私としては気軽に除草剤など知らずに使って生態系を壊すことがないように藁を多面的に使用したり、蜜蜂や生き物がよろこぶ環境のために、化学的な薬を減らして、植物と命を増やすことなどを意識していかないといけません。これは私だけに限らず、全国民、全人類が意識すべきことで。

この事を踏まえた上でぶっちゃけ農業に未来はあるのか?という事ですが、率直にいうと未来しかないと思います。ここで改めていうことではありませんが、現代は食糧難の時代にいよいよ突入しています。あと、10年20年したら、自給率の問題が表面化してきて、農業をする人が増えるでしょう。そこでも、垂直農業と呼ばれる都市部で食物生産を増やすために、建物の内部や屋上に農作物を育てる方法も出てくると思います。

そして、温暖化する世界において、夜行性(夕方頃に働くこと)が当たり前になってくるかも知れません。そこではスマート農業と呼ばれるセンサーやロボット、人工知能などの技術を利用した効率の良い農業化がなされるかもしれません。将来的に3Dプリントといった技術で食物を作っていく事もあると思います。

以上、農業の未来について少し語ってみました。農業の持続可能性や効率性を向上させるための技術革新や半農半Xから少し発展した複業農業など農業は幅広い発展性の余地があるとみていいと私は個人的に思っています。

次の記事はファッションについてや主に髪に関するここだけの情報を紹介したいと思います。

ニガ

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プロフィール

* ニガちん
ライター兼 漫画家

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